トップインタビュー(第4回)

トップインタビューを全5回で実施させていただきましたが。HPでのコメントがとびとびになっていて申し訳ありませんが、今回は第4回目のインタビューについてコメントさせて頂きます。

アメリカ、タイ、ベトナムなど多くの国での駐在経験がある方へのインタビューで海外の労働者への対応について「日本人として」ではなく、所属する会社名を冠した「○○人」としての覚悟で仕事をしていたという言葉が印象に残りました。これは、会社のためという一般的な概念ではなく、会社の理念や方針をすべての基準として、「日本的な考え」を押し付けたり現地の文化に迎合したりせず、会社の理念に沿った行動を促すことを意味しており、自社の理念を正しく理解することで、行動や判断に迷うことなく進むことが出来るということと受け止めました。そして、安全衛生をはじめ、理念に基づく行動の重要性が示された貴重なインタビューであり、今後、海外監査を行う上で大変有意義な機会であったと感じました。

この記事を書いた人

(一社)労働安全研修センター