こどもKY(危険予知)はなぜ必要ですか?

【いただいた質問】
こどもKY(危険予知)はなぜ必要なのですか?

【答】
私の息子が通う学校で最近、小学生が横断歩道で事故にあい、原因は、横断歩道には毎朝保護者の方が立っているので、車は全部止めてくれていると思い、そのまま飛び出したそうです。

各家庭に配られたお知らせには、「横断歩道の手前では、必ず止まりましょう。」「自分の目で、車が来ないかを確かめよう」などと書かれており、当り前の自己防衛方法が、小学生の中学年になっても備わっていないことに驚きました。

しかしそれは、子供が悪いわけでなく、小さい時から、危険から身を守ってくれていたのは親であり、自己防衛の手段を身に着ける機会がなかったのが背景にあるのではないでしょうか。

また、近年これだけ安全・安心が言われていますが、企業や、社会から与えられることに慣れきってしまっている私たち親もまた危険回避の方法をもう一度見直し『安全力』を身につけることが必要だと思います。

この記事を書いた人

労働安全研修センター